振る力
仕事ができる人の定義
仕事ができる人ってどんな人だろう。
判断が的確で早い人。先見の明がある人。他が思いつかないことをひらめける人。カリスマ性がある人。
色々な定義があると思う。
一つの切り口として「時間内に仕事を終わらせる人」は仕事ができる人だと思う。
ダラダラと残業をしてしまう
ボクは定時で仕事を終わらせて帰ることがほとんどない。
周りの様子をうかがいながら、早いときでも30〜60分くらいは残ってメールをしたり、データをまとめたりしてしまう。
仕事が重なることも多く、いずれも締切が間近だったりして焦って精度が落ちたりする。
若い頃は先輩から、お前に一言だけ贈る言葉があるとしたら「要領」だ。と言われたこともある。
ダラダラやってしまう人の特徴
自分自身を自分の部下として俯瞰の目で見つめ直してみた。
優先順の付け方が下手だった。
今やっておけば数分で済むことを後回しにして多くの人や時間を要することに発展してしまうパターンは誰しも経験していると思うが、その頻度が高いように思えた。
優先順位をつけられない、その判断が間違える原因はタスク(やるべきこと)が多すぎる為だとわかった。
出来るビジネスマンは世界を股にかけていくつもの仕事をバリバリとこなす。
ただ、出来ないのであればタスクを減らすべきだ。
タスクを減らす方法は1つ。人に振ることだ。
八方美人は結果として迷惑になる
やれもしない仕事を受ける。
自分の能力以上に仕事を抱えこむ。
自分の専門分野から少し外れているのに調べながらでもやる。
いい人に見られようと頑張っているだけで生産性は低い。
周りを見渡して、より早く正確にできる人に降るべきだ。
なんでも自分で抱え込んで人に振らないのは仕事ができない人の特徴だと思う。
結果として周りに迷惑をかけているし、他のメンバーの成長のチャンスも奪っているだけだ。