iPhone4→HTC J Butterfly その2
■HTL21の感想(ハードもソフトも)
薄くてデカくてキレイ。ありきたりだけどコレが大きな特長。
大きさの割りには手に馴染むデザインなので持っていて疲れない。
片手だと端から端までは届かない。
無理に指を伸ばすと親指の付け根の腹が画面に触れ予期せぬ動作をする。
そして、さくさくヌルヌル。
今まで他のAndroid機を触らせてもらった時に感じたカクカク感が無い。
ここの操作感は大きく差があると感じていたiPhoneに限りなく近い。
LTEは快適の一言。下手すりゃWi-Fiより速いんじゃないかと感じるほど。
幸い自宅はLTEが普通につながる。まぁ自宅はWi-Fiもあるから恩恵はさほどないけど。
問題だった職場でも場所によりLTEが入りつつ、ダメでも3Gがバリバリつながる。良し!
OSについて。
AndroidはiOSに比べ、直感的に使うことは難しいが自由度が高くカスタマイズの幅がある。
ボクにとってはそこがたまらなく楽しい。痒いところに手が届く感じ。
例えば、iPhoneでは設定→Wi-Fi on/offと数ステップ必要な切り替えもAndroidならウィジェットを使って一発だし、Twitterクライアントアプリからブラウザを開いて読み終わったら「戻る」ボタンでTwitterに戻れる。
特にこの戻るボタンがiPhoneにはなかったので使い勝手の良さに驚いた。
細かいところでは、ホーム画面でのアイコン。
iOSは左上から順に並ぶのでアイコンを長押しで移動すると「挿入」になるけど、Androidはアイコンをバラバラに配置できるので挿入ではなく「置き換え」になる。
こんなちょっとしたところでも違いがあるなんて面白い。
メール着信をLED点滅で知らせてくれるのも結構便利。即受信がさらにいい。
iPhoneは受信のお知らせを受けた後でサーバーに引き取りに行く必要があったから二度手間で毎回イライラしてたから。
iPhoneでストレスだった日本語入力と変換もAndroidは素晴らしく、キーボードにカーソルを左右に動かせる矢印ボタンがある。
さらにIMEを変えることまで出来る。
褒めっぱなしなのもアレなんでダメなところも整理。
アプリに関しては圧倒的にiPhoneのほうが豊富。
量が多い分、質も数段階上。
例えば愛用していたPostEverについてはiOS版にくらべAndroid版は非常に使い勝手が悪い。
アプリ内で写真が撮れない。タグ付けも出来ない。アプリ内メニューアイコンも反転しないため選んでいるのか否かがわからない。タイトルクリアボタンもない。
などなどでがっかり。
Twitterクライアントアプリに関しては、Tweetbot や Tweetlogix が欲しい。
評判のいいTwiccaはイマイチだった。
そんな中でPlume はSoichaとOsfooraの中間のような使い心地でなかなか。
GPSは全然ダメ。ズレまくるしFourSquareでは検知出来ずにエラーになるほど。
この点はiPhoneは優れていたと思う。クソマップで帳消しにしてるけど・・・・。
おサイフケータイは対象サービスの使いどころがないので宝の持ち腐れ。
バッテリーライフはiPhone4にやや劣るくらい。
高性能のクアッドコア搭載だから善戦している方だとも言えるのかな。
充電にやたら時間がかかるのが、さりげなく大きなマイナスポイント。
この点iPhoneはUSBですら数十分で結構充電してくれるのでケーブルがあれば安心だった。
HTL21はパソコンUSB端子ではほとんど充電できない。
必要とする供給電力が高いのでPCでは力不足。
au 純正品 共通ACアダプタ04 0401PWA は出力が1.8アンペア。
一般的なUSBアダプタは1アンペア、PCのUSB端子は0.5アンペアだから、時間がかかるわけだ。
でも純正品は別売りだし品薄だし・・・・。
充電問題を解決すべく、充電に時間を要するHTC J Butterflyはそっと置いておき、サブマシンのiPhone4を自宅のWi-Fiに接続してTwitterをするという分業をしております。