Sdorica(スドリカ)が面白くてGWが楽しい
2018/04/19 に配信が開始された Sdorica(スドリカ)
舞台は、ドラゴンやモンスター、魔法が存在する世界。
いわゆる、ファンタジーの世界。
あらすじ
巨大な龍スドリカに支配されていた世界は、勇者ヴァンダクティの手によって解放され、“マナ”と呼ばれるエネルギーが循環するようになった。さまざまな生物が誕生し、活気にあふれる世界。
だが、その陰で邪悪な影がいまかいまかと動き出そうとしていた。
プレイヤーは観察者として、30体以上のキャラクターとともに、複雑に交差する壮大な物語を探索していくこととなる。
公式サイト → sdorica-jp
画面はこんな感じ。絵本のようなタッチがとてもいい。
実際にストーリーも本を読み進めていくような展開となっており、プレイヤーはそれぞれの物語を『観察者』という立ち位置で追いかけていく。
ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)に分類されるが、そのシステムは独特。
■戦闘シーンはパズル的
戦闘シーンはターン制で、画面下に7個×2段に並んだソウルをつないで消していくことで、キャラクターが技(スキル)を発動していく。
ソウルは3色あり、それぞれ色にあったキャラクターがスキルを使用する
・黄(金属性)最前列:タンク(殴られ役)
・紫(黒属性)中列:アタッカー(攻撃役)
・白(白属性)後列:ヒーラー(回復や補助役)
ソウルは1つ消し、2つ消し(縦/横)、4つ消し(正方形のみ)があり、消した数によりスキルが変わる。
基本的に多く消したほうが協力なスキルとなるが、キャラにより1つ消しで回復、2つ消しで補助というスキル構成もあるので、場面や用途によって使い分けることが重要になる。1つ消し=1ソウルスキル という
■盾ゲージ
通常の体力(HP)の他に盾ゲージが存在する。
赤いゲージが体力で、その下にある白いゲージが盾ゲージとなっている。
敵からの攻撃を受けた際に、先に盾ゲージが減る。盾が残っていればHPは減らない。
この盾ゲージはキャラのスキルによって付与される。
ちなみに、この画面の白属性(画面左)のアンジェリアは1ソウル、2ソウル共に盾強化のスキル構成となっている(4ソウルスキルでようやくHPを回復してくれる)
また黒属性(画面中央)の闇月<ヤミツキ>は全てのスキルに敵の盾破壊がついており、盾が多いステージでは重宝する。
このように盾という概念がキャラ選定や戦略に深みを与えている。
■スキルの連鎖が楽しい
キャラによってはスキル発動が他のキャラのスキルを発動させる。
いわゆるコンボ(チェーンスキル)がある。
これこそがスドリカのバトルにグッと深みを与え面白さを倍増させている要素だ。
例えば、金:ディラン、黒:闇月、白:アンジェリア のパーティーで白ソウルを4つ消すと最大で以下のコンボになる
1)アンジェリア【4ソウルスキル】
前列の仲間に治癒と「弱化」を発動する。さらに4ソウルスキルを発動させる。
↓
2)ディラン【4ソウルスキル】
自分の盾を大幅に強化する。さらに仲間一人に1ソウルスキルを発動させる。
※仲間はふたりのうちどちらか(ランダム)
↓
3)アンジェリア 【1ソウルスキル】
前列の仲間の盾を強化する。さらにその仲間が1ソウルスキルを発動する。
↓
4)ディラン【1ソウルスキル】
自分の盾を強化する。さらに敵を挑発して、敵からの攻撃を自分に仕向ける。
↓
5)ディラン【パッスブスキル】:常時発動しているスキル
自分の盾ゲージが満タンになったら仲間全員に1ソウルスキルを発動させる。
↓
6)闇月<ヤミツキ>【1ソウルスキル】
敵の盾を破壊する。さらにターゲットの「挑発」と「防御力アップ」を解除する。
+アンジェリア【1ソウルスキル】
3)4)と同じ流れだがディランの盾は既にカチカチ
猛烈なコンボだ。
このおかげで、RPGというよりカードゲームをプレイしているような感覚になる。
名作カードヒーローのバウンシールド+ペンスキーやバーサクパワー+ボムゾウのようなワクワク感がある。
(分かる人だけわかって下さい・・・)
キャラクターごとにスキルが色々と用意されていて役割がかぶることはない。
このチェーンスキルを考えながら、パーティー構成を考えるのも醍醐味になっている。
■魅力的なキャラクター
単純に絵柄が好み。これはとても重要。
海外のゲームで面白いものはあったけれど、もれなく絵柄が好きになれずにやめてしまった。
※なお、スドリカは台湾企業 Rayark(レイアーク)のゲーム
■全キャラ最高レアリティまで育成可能
全キャラクター最高レアリティまで育成可能となっています。
それぞれに異なった個性・役割があり、どのキャラも魅力的なのでこれは嬉しいです。
育成にはアイテム収集のために周回が必要になりますが、強くなるのであれば愛で乗り切れます。
昨今のゲームは、ガチャを引いた時点で最高レア以外はゴミというものばかりですので、この仕様はありがたいです。
■ここが不満
プレイヤーである「観察者」にレベルがあり、イベントやミッションをクリアしていくことでそのレベルが上がる。
観察者レベルがキャップとなっていて、各キャラクターのレベルは観察者レベルよりあげられない。
観察者のレベルを上げる方法が限定されているため、せっかくのスタミナフリー制にも関わらずレベリングが出来ない。
ストーリーが面白くキャラも魅力的なんだけど、敵が強くてクリアできないステージがあったら手詰まりとなる。
一般的なRPGであれば、弱い敵をたくさん倒してレベルを上げて再挑戦する、
という基本があるがそれが出来ない。これはとても残念。
長々と書きましたが、独自性があり、ストーリーも楽しいので是非プレイしていただきたいゲームです。
(追記)
リセマラはほどほどに。確率は鬼です。
なお、通常ガチャでSSRは排出されません。
好きなキャラでSR引けたら超ラッキー、という感覚です。